日本の風情、日本松が危機に!
日本を代表する松の木、さまざまなシーンでその姿は本来、とても美しく豊かな気持ちにさせてくれます。 しかし、現在、山間部における自然生息樹、海岸沿い防風林、庭園や家庭の 剪定松、自然公園の日本松、ゴルフ場の松など伝統的な日本の松の風景が通称松食い虫といわれる害虫により侵食が強く進んでおります。
上坂商事では「これら、大切な松の松食い虫からの侵食」を守り、日本の風情を残していきたいとの思いから、 防除手法の検証、収集情報、実践など松食い虫の防除に日々努めています。
減りつつある日本の風情を維持する上坂商事の技術提案だから、造園業の皆さまへの技術フォロー、ゴルフ場さまにおける今後の付加価値を維持できるものと思っております。
松の害虫について
一般に松食い虫といわれる被害の原因は大きく分けて2つあります。
ひとつは『マツノマダラカミキリ』もうひとつが『マツノザイセンチュウ』です。
松の被害を防ぐために
樹高の高い松が多量にある場合の散布方法
地上スパウター散布
スパウターという散布車両を使用し、樹高20mクラスの大木まで散布可能です。
松の防除法としては実績があり多く、ノウハウも豊富な防除手法です。
- タンク容量
- :1000ℓ
- 特徴
- :重要木の重点散布などきめ細かい散布が可能。
散布水量も多く、松の側面への散布も可能。
低コスト
有人ヘリコプター散布
大型タンクを搭載したヘリコプターによる散布です。
- タンク容量
- :200~500ℓ
- 特徴
- :松の真上から散布ができる。
無人ヘリコプターより水や液剤の補充回数が少ない。
スパウターで届かない高さの松でも散布可能。
広い面積を短時間で散布が可能。
無人ヘリコプター散布
小型タンクを搭載したヘリコプターによる散布です。
- タンク容量
- :12~30ℓ
- 特徴
- :少量散布が可能。
きめ細かい噴霧により、松の葉に乗せるような散布が可能。
少人数で散布業務を進めることができる。
マツノザイセンチュウが侵入し増殖された松は衰弱し、松脂が出にくくなります。
松樹に深さ1cm未満ほどの穴を開け樹皮を取除くとしばらくして松脂がしみ出してきます。
松脂が出ないか、もしくは少ない時はザイセンチュウが侵入している可能性が高くなります。
すぐに枯死しなくても1、2年でいずれ枯死してしまいます。
私ども上坂商事では、年々増していく松くい虫(総称)による被害を目の当たりにしてまいりました。 松の木を守るうえで大切なのは『定期的な予防』です。 一般のご家庭におかれましても、公園やゴルフ場様におかれましても、 私どもの経験がお役に立てばと思っております。 お気軽にご相談ください。