キャベツ栽培における防除
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キャベツ栽培における『べと病』の注意点
べと病は低温・多雨での発生が多くなります。
『べと病』の注意点
1.排水を良好な状態にします。
2.密植を避けます。
3.窒素質肥料を多用しないでください。
4.病気になった葉は除去し、場外で処分します。
5.べと病の発生が見込まれる時期に『ダコニール1000』を予防
として散布します。
6.べと病が発生したら『リドミルMZ水和剤』を散布します。
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キャベツ栽培における『菌核病』の注意点
菌核は土中に残って伝染源となるので病気になった株は放置せず場外へ持ち出してください。
『菌核病』の注意点
1.連作は避け、田畑の輪換を図ります。
2.なたねやレタスなど菌核病の発生しやすい作物との輪作を
避けます。
3.被害株は早めに除去、ほ場外へ持ち出し処分します。
4.べと病が発生したら『ベンレート水和剤』を散布します。
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キャベツ栽培における『黒腐病・柔腐病』の注意点
薬剤散布は、特に台風や大雨、強風の直後は効果が高く見込めます。
『黒腐病』の注意点
1.アブラナ科野菜の連作を避けます。
2.被害葉は、ほ場外に持ち出し処分します。
3.激発地では、定植時に下記の薬剤を施用します。
『柔腐病』の注意点
1.アブラナ秋野菜の連作を避けます。
2.過度の早植え（8月）は避けます。
3.排水を良好にし、過湿を避けます。
4.発生が見込まれる時期に『Zボルドー』を予防的に散布し
ます。
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キャベツ栽培における『萎黄病』の注意点
夏まきキャベツに発生が多い。土壌温度が27～30℃の時、発生が多い。
『萎黄病』の防除方法
1.アブラナ科野菜の連作を避けます。
2.発病株を速やかに処分します。
3.耐病性品種（YR）を用います。
4.苗床、本田を土壌消毒します。
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キャベツ栽培における『ハイマダラノメイガ』の注意点
1.だいこん等あぶらな科作物を加害します。
2.8～9月(育苗期～定植直後)の冬キャベツに被害が多いです。
3.7～10月が高温少雨の年に多発する傾向があります。
4.食入前の防除に努めます。『ハイマダラノメイガ』の防除方法
1.育苗中の苗は寒冷しゃ等で被覆し成虫の侵入を防ぎます。
2.定植には健全苗を使用し、本ぽへの幼虫の持ち込みを防ぎます。
3.『アクタラ粒剤5』を施用します。
4発生を認めたら.『フェニックス顆粒水和剤』を散布します。
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キャベツ栽培における『コナガ』の注意点
1.薬剤抵抗性を生じやすいため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を行います。
2.幼虫による被害が著しいのは春と秋です。
3.あぶらな科野菜を加害するほかナズナ、イヌガラシ、スカシタゴボウなどのあぶらな科雑草
にも寄生します。
4.セル成型苗では、定植前に粒剤を株元散布すると省力的に防除できます。『コナガ』の防除方法
1.『ダントツ粒剤』を施用します。
2.発生を認めたら『フェニックス顆粒水和剤』を散布します。
3.『プレバソンフロアブル』をセル成形育苗トレイ(培土)に処理します。
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キャベツ栽培における『アオムシ(モンシロチョウ)』の注意点
1.幼虫による被害は春と秋にの著しいです。
2.アオムシに対する薬剤の効果は高いのでコナガ、ヨトウムシ類などと同時防除を行います。『アオムシ(モンシロチョウ)』の防除方法
発生を認めたら『フェニックス顆粒水和剤』を散布します。
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キャベツ栽培における『ヨトウムシ』の注意点
若齢幼虫の防除に重点を置きます。
『ヨトウムシ』の防除方法
1.発生を認めたら『フェニックス顆粒水和剤』を散布します。
2.『プレバソンフロアブル』をセル成形育苗トレイ(培土)に処理します。
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キャベツ栽培における『ハスモンヨトウ』の注意点
若齢幼虫の防除に重点を置きます。
『ハスモンヨトウ』の防除方法
1.発生を認めたら『フェニックス顆粒水和剤』を散布します。
2.『プレバソンフロアブル』をセル成形育苗トレイ(培土)に処理します。
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キャベツ栽培における『アブラムシ類』の注意点
苗床は寒冷しゃで被覆してアブラムシ類の飛来を防止します。
『アブラムシ類』の防除方法
1.『ダントツ粒剤』を施用します。
2.発生を認めたら『モスピラン水溶剤』『トレボン乳剤』を散布します。
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